S3マウントツールのObjectiveFSを試してみた

S3のマウントにみなさん何を使っていますか?
s3fs?goofys?使い勝手はいかがでしょう?
今回は、商用ですがObjectiveFS(https://objectivefs.com/)というS3のマウントツールの紹介をしたいと思います。

環境

OS:AmazonLinux

手順

ライセンス取得

14日間のトライアル版がありますので、以下のページの「Try It Free」からサインアップ(クレジットカード不要)してライセンスを取得してください。サインアップ後にメールが届きますのでそれに従ってログインしてください。
https://objectivefs.com/price?l=pricing
f:id:cloudfish:20170626144019p:plain

rpmダウンロード

ログイン後に以下のページからrpmをダウンロードします。
https://objectivefs.com/user/downloads

f:id:cloudfish:20170626144012p:plain

インストー

ダウンロードしたrpmのバージョンにあわせてください

# yum install objectivefs-5.1-1.x86_64.rpm

初期設定

IAM Userを作成しアクセスキー、シークレットキーを準備しておいてください。
IAM Userの権限にはS3FullAccessを付与しておいてください。

#sudo mount.objectivefs config
 Enter ObjectiveFS license: ←ライセンスを入力
 Enter Access Key Id: ←アクセスキーを入力
 Enter Secret Access Key: ←シークレットキーを入力
 Enter Default Region (optional): ←リージョンを入力

ファイルシステムを作成

以下のコマンドを実行するろS3にバケットが作成されますので注意して実行してください。
「s3-objectivefs」というバケットを作成するものとします

# sudo mount.objectivefs create s3-objectivefs
  Passphrase (for s3://<filesystem>): ←任意のパスワード
  Verify passphrase (for s3://<filesystem>): ←パスワード再入力

マウントする

# sudo mkdir /mnt/s3-objectivefs
# sudo mount.objectivefs s3-objectivefs /mnt/s3-objectivefs
Passphrase (for s3://<filesystem>): ←上記で設定したパスワードを入力

これでエラーが出なければ完了です
lsしてみたりファイルを作るなりして遊んでみてください。
既存バケットをマウントする方法はまたご紹介したいと思います。