NewRelicでEC2をモニタリング【cloudpack 大阪 BLOG】

NewRelicでEC2にWordPressをセットアップしてモニタリングしてみました。リソース状況が視覚的によく分かるので、パフォーマンス分析に使いやすいです。また、単にCPU使用率だけでなくプロセスごとのCPU使用率・メモリの推移やアプリケーションのレスポンスタイムの内訳などもグラフで表示されておりシステムのボトルネックを調査するのにお勧めです。

環境

OS:Amazon Linux
WebServer : Apache2.4
DB:MySQL5.5
WordPress:4.5

導入方法

初期設定

導入方法についてそれぞれ以下のページを参照してください。
qiita.com

AWSユーザーは以下ページからNew Relicのユーザー登録をすることでStandard版が無料で使えます。
New Relic AWS | AWS Performance Monitoring | New Relic | New Relic Partner

モニタリング画面

以下にモニタリング画面を紹介します。

サーバリソース

CPU使用率やメモリなどの推移と内訳
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PHPアプリケーション

PHPMySQLそれぞれのレスポンスタイム
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アプリからのqueryの実行状況
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MySQLプラグイン

コネクション数の推移やRead、Writeの割合。取得メトリクスを増やせばもっと色々表示できます。
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カスタムダッシュボード

上記で必要なメトリクスを集めてダッシュボードのカスタマイズも可能です。
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まとめ

各種のリソースの細かいところまで単に数字だけでなく綺麗にビジュアル化されているのですごく把握しやすくなっています。
カテゴリごとに分けられたリソース状況もカスタムダッシュボードを使うことで必要なメトリクスだけを設定して確認できます。また、プラグインも豊富に揃えられており様々なミドルウェアのメトリクスの取得が可能です。
特にAWSユーザーは無料で使える(データの保存期間に制限有り)ので是非使ってみて欲しいと思います。