Ops JAWS#1の感想【cloudpack 大阪 BLOG】

 9/1(火)に目黒のアマゾン データ サービス ジャパンにて開催されたOpsJaws第1回に参加してきました。結構人気が高かったようで、告知から数時間で満席となりキャンセル待ちが30名程度あったそうです。たまたま告知に気付いて即申し込みをしたので運よく参加できました。
 今回は3本建てで、運用の目指すべきところ、実際の運用現場、AWSサポートの使い方といった運用に携わる人が実際に聞きたい話が聞けたのではないかと思います。

クラウド時代の運用エンジニアは何が変わるのか

 正直なところ運用に携わりはじめたばかりの自分にとって、波田野さんのお話は少し難しい話も多くありました。理解できたところとしては、運用業務のなかで本当にその作業が必要なのか?それをすることでサービス価値の向上に繋がっているのか?というところを運用エンジニアも突き詰めていく必要があるということでした。これは運用現場だけでなく開発現場でも通じる話ですし、日本の現場ではこれをもっと考えていく必要があると個人的には思ってます。
 もう一つ衝撃だったことが「 S S H ログインをしたら負け」ということを仰っていました。これに肯定的な人はクラウドネイティブな人だそうです。大きくはノンEC2を目指して可能な限りマネージドサービスを利用しろということかと思いますが、数年後にはそれが当たり前の時代が来るだろうということでした。皆さんはどう思われますか?

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cloudpack MSP運用の表と裏

 我らがボスの新谷さん。cloudpackを初期から支えてきた本当の運用現場を知る数少ない1人です。普段、職場では聞けない話が聞けると思い楽しみにしていました。表の話は淡々と裏の話は楽しそうに語っているのが印象的でした。やはり皆さん表より裏の話に興味があるようで、最後の「結局は人に頼らざるを得ない」という一言が身に沁みました。どれだけツールや仕組みを導入して属人性を排除しようとしてもそう簡単には物事は進まないということでしょうか。これは今後自分も身を持って知ることになるんだろうと思います。

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運用視点でのAWSサポートの利用Tipsの話

 ラストはAWSサポートの関山さん。サポートのうまい使い方として、問い合わせの際にどういった情報を提供すれば迅速に対応してもらえるのかということをお話しいただきました。重要な事は困っている度合いをしっかりと伝えることだそうです。
 また、AWSの機能として「AWS Trusted Advisor」というものを初めて知りました。これはコストや環境構成などについてAWSからアドバイスがもらえるようです。実際に使っていた人からもかなり使える機能だということでした。無料で始めれるのでまず自分のアカウントで使ってみようと思います。

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 こういった勉強会にはたまに参加するのですが、行くと色々な刺激があって来て良かったと思います。行くまでの心理的ハードルが結構高いかとは思うのですが、皆さんまずは参加してみてはどうでしょう?
 次回は10月末頃に開催されるそうです。